夢のはなし

クソ男に振られた。 クソ男だとはわかっていた。感情の起伏が激しく、雨が降るだけで怒り出す。髪がセットできないといって暴れ出す。自分の思い通りにならないことが非常に苦痛に感じ、それを私の前で留めることができなくなっていった。 それは、緊張感の…

たぶんいづれ全てが終わるその日にはあなたもわたしも誰もいないから

すべては今の感情には勝らないですよ、というはなし。今とても退廃的な気持ち。オトートの挙式を2週間ほど後に備えて、わたしはどうなりたいんだろうなぁなどとぼんやり。どうなりたいってどうもなりたくなくって、できる限り長く今の形で生きて行きたくて、…

どうしようもなくなりたい感情がコントロールVなぞきかないくらい

わたしはずっと、どうしようもなくなりたいと思い続けているのです。今、わたしはたぶん恋をしている。どうしようもない恋をしている。けれども、その恋はわたしをどうしようもなくはしない。その恋に狂うことはできない。たぶん。恋に狂うことなんてもう、…

悲しさ苦しさすべて包んで隠して忘れて のこりかす

昨晩、もう何度目か知らない泥棒被害にあいました。記憶。お酒の力を借りてわたしは、色々な人との関係を築く。それは同時に崩壊の始まりでもあるのですが、酔ってハイになっている間はわたし、そんなこと知らないから。日々の抑制を、そうやってお酒で解放…

1・2・3 始まる音と1・2・3 終わりは共に現れては消え

まずは何もかもを見透かしたような瞳、次に物欲しげに彷徨う唇、最後に規則正しく滑らかに動く、左手。***「君、彼女はいるの?」「どうしてそういうこと、聞くの?」「聞いたら駄目だった?」「いや、いるけど、どうして?」イメージの相違と崩壊は、わ…

興味と好意の隙間に落ちた 見える景色は青の色

何故、あなたのことがこんなにも気になるのか、ということをずうっと考えていたのです。簡単な結論、「知らないから」。けれどもきっと、それが全ての答え。ぽつんと空白の時間に落ちたときに考えるのはあなたのことですが、けしてこれは恋愛ではないのです…

胸の内で響くメロディ サイレン 警告 雨の跡

あの頃は良かったなんて言いたくはなかったのにな列車LOST IN TIMERock¥150provided courtesy of iTunesふ、っとしたときに蘇るこのメロディと言葉にずんっと自分が沈まされる。窒息しそうになる息苦しさ。いつだって今が一番だ、って言い放ちがちなのはそう…

軟骨に風穴開ける思いつき 叶えるときが決断のとき

自分の生活が安定するにつれて、自分への自信がみなぎってくる、そしてそれは生活に対する揺るぎない楽しみへと繋がり、自分ひとりでもいいんだという責任放棄に至る。わたしは今、やっぱり結婚はできない、っておもいはじめた。はじめたんじゃない、それは…

夢を見たあなたを放ったその後に残る残滓があたしをみてる

最近悪夢の類を見ることが多いです。数日前はひき逃げ事件に似たようなものを目撃する夢を、二日前には、明日までに死ぬひとのリストがわかってしまう上に、時間を巻き戻す機能まで付いたアプリケーションを手に入れてしまう夢を。ですのーとじゃないけど、…

真っ白なキャンヴァス握る手ただ震え 重ねる唇だれも気づくな

何かをずっと描きたくってたまらないのに、そのモチーフが定まらないから搾り出すことができない。くるしいです。すごく苦しくて痛くて辛い話を紡ぎたい。幸せな御伽噺というよりも、悲しい現実を。インプット過多が祟ったのか、出てこない。くるしいよーイ…

悲しみが呼応する様をしづかにずつと眺めていただけです。

悲しみが呼応する様を静かにじつと眺めていた。つまりひとはこれを恋と呼ぶのだけれども、あたしはそれがどうしても信じられない。悲しみが呼応する様を静かにじつと眺めていた。確かにこれは悲しみだ、あたしはずつとそれを知っていたのに。悲しみが呼応す…

切り捨てた小指が疼く 約束が追いかけてくる 夏はこれから

鼓動透き通る白い肌とその奥にある青い血管を眺めていたら、その上下する喉に行き着いた。喉元にはじとりと滲む汗、しかし彼女が太陽を睨みつけた瞬間それは空に散ってしまった。夏はいい。一枚、また一枚と脱ぎ捨てられる服。夏はいい。照りつける太陽に反…

悲しみに埋れて窒息してみたい 揺れる水面と沈むイメージ

生きるのは惰性、行動するのは衝動。***仕事関係で面倒なことになっているので逃亡願望が溢れてきている。こんなときに相談できて、的確な返事をくれる友達がいることに感謝しつつ、自分でこの結論を出せないという事実に危機感を覚える。大切なのは正義…